言質
げんち異読 げんしつ・げんしち
名詞頻度ランク #44755 · 青空 69 例
標準
commitment
文例 · 用例
その言質をいよ/\受け出さなければならない時節が到来した。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
その言質をいよいよ受け出さなければならない時節が到来した。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
倒れるまで働くと云った歌女代の言質を取って、決してべんべんと寝そべっていることはならない、仆れるまで働いてくれと、真っ蒼な顔をして寝ている歌女代を無理に引き摺り起して、朝から晩まで弟子たちの稽古をつづけさせた。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
先生はそれを一寸見てそれから一言か二言質問をして、それから白墨でせなかに「及」とか「落」とか「同情及」とか「退校」とか書くのでした。
— 宮沢賢治 『ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記』 青空文庫
すると大博士はそれをちょっと見て、一言か二言質問をして、それから白墨でえりへ、「合」とか、「再来」とか、「奮励」とか書くのでした。
— 宮沢賢治 『グスコーブドリの伝記』 青空文庫
交渉決裂の日の午後、会社側に既製品の調達元として推薦していたアメリカの開発メーカーから、ソフト二種類の販売権を渡してもよいとの言質を電話で得て、SDCを飛び出した五日後には会社設立に向けて日本に舞い戻った。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
これは福岡で籠城の用意をしたのが物議の種にならぬやうに、家老等の言質を取つたのである。
— 森鴎外 『栗山大膳』 青空文庫
第三は頻々として起る外人襲撃を憤って、先日自分が声明したあの言質に対する敵だった。
— 佐々木味津三 『老中の眼鏡』 青空文庫
作例 · 標準
相手から「必ず協力する」という言質を取ったので、もう安心だ。
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軽はずみな言質を与えると、後で責任を問われることになりかねない。
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交渉の場では、不用意に言質を取られないよう慎重に言葉を選んだ。
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