雀焼き
すずめやき
名詞
標準
文例 · 用例
そのお膳の一|隅に、雀焼きの皿がある。
— 太宰治 『チャンス』 青空文庫
私はその雀焼きが食いたくてならぬのだ。
— 太宰治 『チャンス』 青空文庫
あとで聞いた事だが、その弘前の或る有力者のお妾で、まあ、当時は一流のねえさんであったようである)そうして、私のあたっている炬燵の上に置いた瞬間、既に私はそのお膳の一隅に雀焼きを発見し、や、寒雀!
— 太宰治 『チャンス』 青空文庫
これでよし、あとはひとりで雀焼きという事になる。
— 太宰治 『チャンス』 青空文庫
」 これはいけない、と私は枕元の雀焼きを掛蒲団の下にかくした。
— 太宰治 『チャンス』 青空文庫
掛蒲団の下には雀焼きがある。
— 太宰治 『チャンス』 青空文庫
問題の雀焼きは、お篠の退去後に食べたか、または興覚めて棄てちゃったか、思い出せない。
— 太宰治 『チャンス』 青空文庫
そんな雀も、人間が愛の目で見ず、雀焼きにして食べたりするものだから、いつか人間に極度な警戒をもつようになったのだろう。
— 吉川英治 『随筆 私本太平記』 青空文庫