第一集
だいいっしゅう
名詞
標準
first series
文例 · 用例
もっともこれに連関しては昔レーリーがガラス板の上で茶わんをすべらせたりした草分けの実験から始まって、その後ハーディの有名な研究(物理学|文献抄第一集二五八ページ)などに引き続きいろいろの方面に関係しての文献は少なくはない。
— 寺田寅彦 『日常身辺の物理的諸問題』 青空文庫
童話についても同様、『即興詩人』が出版されてから二、三カ月後にはじめて第一集が出、それから一八七五年八月四日に永眠するまでに百五、六十にも及ぶ多数の童話が書かれたのである。
— BILLEDBOG UDEN BILLEDER 『絵のない絵本』 青空文庫
犬を洗つてやる爺さん婆さんの日向・鶏を殺して鶏臭い手を清めてゐる夕方、三八九第一集を持つて寥平さんを訪ねる、例の如く飲む、最初は或る蕎麦屋で、しかしそこはヱロ味ぷん/\だから、さらに一日本店で飲み直す、そして最後はタクシーで送られる。
— 三八九日記 『行乞記』 青空文庫
三八九第一集を発送して、重荷を下ろしたやうに、ほつとしたことである、心も軽く身も軽くだ。
— 三八九日記 『行乞記』 青空文庫
黒髪の千筋の髪の乱れ髪かつ思ひ乱れ思ひ乱るる 明治三十四年七月、作者二十四歳の時出た第一集「乱れ髪」は一躍著者の文名を高からしめ、その自由奔放、大胆率直な内容と稍唐突奇矯な表現とを以て一世を驚倒させ毀誉相半ばしたものであるが、作者に取つては一生後悔の種ともなつた。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
さしかざす小傘に紅き揚羽蝶|小褄とる手に雪散りかかる 京の芸子のこつてりした風俗は、作者の好みによく合致したものらしく、第一集乱れ髪の主要テマとなつたと共にそれからも長い間歌題を供給した。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
王國維が民國五年(西暦一九一六)に發表した「太史公繋年考略」(『廣倉學窘叢書』第一集所收)や、民國十二年(西暦一九二三)に、それと内容は同じく題目を異にして發表した「太史公行年考」(『觀堂集林』卷十一所收)に、委細に司馬遷の生年を考證して居る。
— 桑原隲藏 『司馬遷の生年に關する一新説』 青空文庫
第一集の初め少しは、製作順かと思はれるふしがある。
— 折口信夫 『橘曙覧評伝』 青空文庫
作例 · 標準
この作家の初期作品を集めた第一集は、文学界に大きな衝撃を与えた。
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博物館では、特別展として「日本刀の第一集」が公開されている。
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「世界遺産への旅」シリーズの第一集は、アジアの遺跡を特集している。
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