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謡集

うたいしゅう
名詞
1
標準
文例 · 用例
一、童謡集の「赤い鳥小鳥」は大正六年より八年に至る、主として雑誌「赤い鳥」の発刊を機縁として作り初めた童謡の第一期の収穫で、これらは曾て公刊した「とんぼの眼玉」にその後の新作を附け加へて、その順序を一層整理したものである。
北原白秋 「白秋詩集」第一巻解題 青空文庫
その撰者は、橘諸兄と云ひ、大伴家持と云はれ、明確ではないが、長歌短歌およそ四千五百首、上は天皇より下は庶人に至るまで、あらゆる階級の人を含み、宮廷歌集であると共に、民謡集である点に於て、わが国民の一大家族性を示した和歌集たるの観がある。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
このほか一八三九年には、イエニーのために「民謡集成」という民謡集をこしらえた。
宮本百合子 カール・マルクスとその夫人 青空文庫
本書は大正九年に発行した第一童謡集『十五夜お月夜さん』以後の作中からセレクトした第二童謡集であります。
野口雨情 青い眼の人形 青空文庫
極楽蜻蛉は、いささかなりとも民族生活の情緒をつたへたい、わが小民謡集である。
野口雨情 極楽とんぼ 青空文庫
伸子たちがパッサージ・ホテルをひきあげてアストージェンカに移るときまったとき、秋山宇一は記念のために、と云って、ウクライナの民謡集を一冊くれた。
宮本百合子 道標 青空文庫
家持が壮盛りに、出入した歌※所の内の後に(或は当時も)大歌所と言つた日本楽舞部の台本(伝来の大歌・采風理想から採集した民謡集)や、雑多な有名・無名の人の歌集や、家持自身大部分材料を蒐めて整理して置いた大伴集――仮りにかう名をつけておく。
万葉集以後の歌風の見わたし 短歌本質成立の時代 青空文庫
結局「承徳三年書写古謡集」に並記せられた介比乃神楽(気比神楽)と一続きのものであるまいか。
――序説として―― 唱導文学 青空文庫