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取次ぎ

とりつぎ
名詞頻度ランク #24005 · 青空 228
1
標準
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文例 · 用例
いつも、あれほど禮儀正しく、應接の家人と丁寧な挨拶をする芥川君が、この日に限つて取次ぎの案内も待たず、いきなりづかづかと私の書齋に蹈み込んできた。
萩原朔太郎 芥川龍之介の死 青空文庫
作者はそのとき偶然老妓が以前、和歌の指導の礼に作者に拵えてくれた中庭の池の噴水を眺める縁側で食後の涼を納れていたので、そこで取次ぎから詠草を受取って、池の水音を聴きながら、非常な好奇心をもって久しぶりの老妓の詠草を調べてみた。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
それは丁度、或る年の九月頃であつたが、僕が折あしく外出してゐるところへ、飄然と牧水氏が訪ねて來て、玄關へ取次ぎを乞はれたのである。
萩原朔太郎 追憶 青空文庫
家族一同業務に就くときは、主人は背広服を着て事務所へ、主婦は茶の間で家事の采配、子供は学校、書生さんは取次ぎかたがた勉強、めいめい平等方面を引込まして差別方面だけ働かす場合です。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
作者はそのとき偶然老妓が以前、和歌の指導の礼に作者に拵えて呉れた中庭の池の噴水を眺める縁側で食後の涼を納れていたので、そこで取次ぎから詠草を受取って、池の水音を聴き乍ら、非常な好奇心をもって久しぶりの老妓の詠草を調べてみた。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
毛彫浮彫の花鳥草木……まあ私のお取次ぎは粗雑ですよ。
――(前題――楊弓) ピストルの使い方 青空文庫
」と取次ぎ……といふほどの奧はない。
泉鏡太郎 十六夜 青空文庫
今、この瞳に宿れる雫は、母君の御情の露を取次ぎ参らする、乳の滴ぞ、と袂を傾け、差寄せて、差俯き、はらはらと落涙して、「まあ、稚児の昔にかえって、乳を求めて、……あれ、目を覚す……」 さらば、さらば、御僧。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
作例 · 標準
本の取次ぎを行う会社が、出版社から預かった大量の新刊を全国の書店へと発送していく。
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「こちらの件は、広告取次ぎを通さずに直接やり取りさせていただけますか?」と、取引先に打診した。
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彼は業界の取次ぎ役として顔が広く、困ったことがあれば誰を紹介すればいいかすぐに教えてくれる。
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2
標準
answering (the door, phone, etc. on someone's behalf)
作例 · 標準
「少々お待ちください、担当の者へ取次ぎいたします」と、受付の女性が丁寧に応対した。
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秘書は社長への電話をすべて取次ぎ、緊急性の高いものだけを選別して報告する役割を担っている。
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来客の取次ぎをお願いするために、内線電話で総務部のデスクに連絡を入れた。
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3
標準
passing on (a message)
作例 · 標準
伝言の取次ぎが不正確だったせいで、待ち合わせの時間と場所を完全に間違えてしまった。
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「お父さんにメッセージの取次ぎをしておいてくれる?」と、母親が息子にメモを手渡した。
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情報の取次ぎミスを防ぐため、口頭だけでなく必ずチャットツールでも詳細を残すようにしている。
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