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風流韻事

ふうりゅういんじ
名詞
1
標準
elegant appreciation of nature through artistic pursuits such as poetry, painting and calligraphy
文例 · 用例
文字からしてたんざく流しというくらいですから、むろん、たんざくを流すのが遊びの眼目ですが、しかしその流すたんざくなるものが尋常普通の品ではないので、仙骨を帯びだしたご老体は風流韻事の感懐を託したみそひと文字、血のけの多いあで人たちはいわずと知れた恋歌。
へび使い小町 右門捕物帖 青空文庫
山陽、東坡のやからすら企て及ばざる風流韻事の果報なり、と心を躍らせずにはおられません。
白雲の巻 大菩薩峠 青空文庫
二十二 風流韻事で、いい気持になりきった田山白雲が船を漕ぎ戻させて、宿へ帰って見ると、果して非常事がありました。
白雲の巻 大菩薩峠 青空文庫
また翁は茶道、騎乘ばかりでなく、書畫、篆刻、詩歌、國學等のあらゆる風流韻事に長じ、俳號を花咲爺といひ正風を傳へた。
心猿 桜もち 青空文庫
――これから招ばれて行く馬越様とは、実業界にときめく馬越恭平が芝桜川の邸宅では、今夜川田小一郎、渋沢栄一などときの紳商に圓朝をまじえた人たちが、夜を徹して風流韻事を語り明かそうという。
正岡容 圓朝花火 青空文庫
その頃は、先刻もお話の出ました雲章一慶さまも、お歳こそ七十ぢかいとは申せまだまだお壮んな頃で、かねがね五山の学衆の、或いは風流韻事にながれ或いは俗事|政柄にはしって、学道をおろそかにする風のあるのを痛くお嘆き遊ばされて、日ごろ百丈清規を衆徒に御講釈になっておられました。
神西清 雪の宿り 青空文庫
その頃は、先刻もお話の出ました雲章一慶さまも、お歳こそ七十ぢかいとは申せまだまだお壮んな頃で、かねがね五山の学衆の、或ひは風流韻事にながれ或ひは俗事|政柄にはしつて、学道をおろそかにする風のあるのを痛くお嘆き遊ばされて、日ごろ百丈清規を衆徒に御講釈になつてをられました。
神西清 雪の宿り 青空文庫
のみならず啼声そのものも流麗な調子を備えている秋の小鳥のそれらとはだいぶ趣を異にしているので、単に春を待つという一般の待ち設けの上に、風流韻事に憂身をやつす人はさらにその初音を誰よりも先に争い聴こうとする好事的な競争をさえ生ずるようになったのであります。
高浜虚子 俳句とはどんなものか 青空文庫
作例 · 標準
多忙な仕事の合間を縫って、彼は詩作や書道といった風流韻事に勤しんでいる。
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先代の社長は、引退後に風流韻事を楽しみながら穏やかな余生を過ごした。
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「若い頃から風流韻事には目がなくてね」と、老紳士は自慢の盆栽を見せてくれた。
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