幻辞.com

百千

ひゃくせん異読 ももち
名詞-の形容詞
1
標準
a large number
文例 · 用例
軍旅の暦は夏秋をすぎゆうべ上海を拔いて百千キロ。
萩原朔太郎 南京陷落の日に 青空文庫
故にそのリリシズムを理解しない限りにおいて、百千の句は悉く皆凡句であり、それを理解する限りにおいて、彼のすべての句は皆|佳いのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
自分は科学というものの方法や価値や限界などを多少でも暗示する事が却って百千の事実方則を暗記させるより有益だと信じたい。
寺田寅彦 方則について 青空文庫
動物や植物には百千年の未来の可能性に備える準備が出来ていたのであるが、途中から人間という不都合な物が飛び出して来たために時々違算を生じる。
寺田寅彦 烏瓜の花と蛾 青空文庫
百千年の後に軽率な史家が春秋の筆法を真似て、東京市民をニヒリストの思想に導いた責任者の一つとして電気局を数えるような事が全くないとは限らないような気もする。
寺田寅彦 雑記(1) 青空文庫
〔島わにあらき潮騒を〕宮沢賢治島わにあらき潮騒をうつつの森のなかに聴き羊歯の葉しげき下蔭に青き椿の実をとりぬ  南の風のくるほしく  波のいぶきを吹き来れば  百千鳥 すだきわぶる三原の山に燃ゆる火のなかばは雲に鎖されぬ
宮沢賢治 〔島わにあらき潮騒を〕 青空文庫
見はるかす段丘の雪、     なめらかに川はうねりて、天青石まぎらふ水は、     百千の流氷を載せたり。
宮沢賢治 文語詩稿 五十篇 青空文庫
(無上|甚深微妙法 百千万|劫難遭遇 我今見聞得受持 願解|如来第一義) 力いっぱい声かぎり、夜風はいのりを運び去りはるかにはるかにオホツクの黒い波間を越えて行く。
宮沢賢治 柳沢 青空文庫
作例 · 標準
会議室には百千の書類が山積みになっていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
百千の星が瞬く夜空を見上げ、彼は静かに願った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
その公園には百千の鳥が集まり、美しい鳴き声を響かせている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
百千(ひゃくせん) — 幻辞.com