書者
しょしゃ
名詞
標準
文例 · 用例
惟井上金峨の所謂「廃陰陽、排五行、去素霊諸家、直講張仲景書者」たることを欲せなかつたのである。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
このことにつき寄書者は疑問を掲げて曰く、「狐は果たして人を魅するの術を知るや。
— 井上円了 『おばけの正体』 青空文庫
ここにおいて、そのことの全く訛伝、虚構に出でたることを知り、その由を寄書者に答えおけり。
— 井上円了 『おばけの正体』 青空文庫
さて、これはさる新聞の身の上相談欄にでたものだそうで、第一が投書、次が新聞の先生のお答、次がそのお答に不満の投書者の手記で、私はこの第三番目の手記について見解をのべることになっていますが、どういう見解をのべても彼が満足するとは思いません。
— その四 人形の家 『安吾人生案内』 青空文庫
私は思わず旨い書だと感じたと同時に、書者を確かむべく、胡麻つぶほどの落款を仔細に点検調査した。
— 北大路魯山人 『現代能書批評』 青空文庫