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意識の流れ

いしきのながれ
名詞
1
標準
stream of consciousness
文例 · 用例
(ゼームス「意識の流れ」) このゼームスの解説から、吾人は始めて、意識に於ける、自我の本体を自覚し得る。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
まして、泛んでは消え、消えては泛ぶ心理の皺は、いや、意識の流れは、ズボンの皺のように定着していない。
織田作之助 土曜夫人 青空文庫
その「今」は、恒久な意識の流れを截断した瞬間的断面だと云えるならば、「私」も亦、伝説が、日本の神人を語るより以前からの「日本人」の一断面ではないだろうか。
宮本百合子 無題 青空文庫
「ユリシーズ」が、著者の如き分析力によってふわけされた上、昔は普通のスタイルで書いたジェームス・ジョイスが、なぜ欧州大戦後、人間意識の流れをこういう風に扱い出したか、その点を心理学的に究明することは、意味ないことであろうか。
宮本百合子 芸術が必要とする科学 青空文庫
この「記憶の連鎖」を、ジェームス・ジョイスは「意識の流れ」で置きかえて、過去と現在との境界を更に撤廃し、距離の観念を抹殺して、自由奔放な意識の動きを追求する。
豊島与志雄 文学以前 青空文庫
意識の流れ」をじかにたどろうとした。
豊島与志雄 現代小説展望 青空文庫
重要なことは、行文の紛糾錯雑を顧みずに作者が「意識の流れ」をじかにたどろうとした企図、全く句読点のない文句の連続――観念の連続――の四十頁を最後に必要とした態度である。
豊島与志雄 現代小説展望 青空文庫
そういう意識の世界を、或は意識の流れを、一字一字連ねてゆく文字による表現で、どうして描き出すことが出来るであろうか。
豊島与志雄 現代小説展望 青空文庫
作例 · 標準
あの作家の小説は、登場人物の「意識の流れ」を巧みに描き出し、読者を深く内面世界へと誘う。
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フロイトは、人間の「意識の流れ」の奥底に潜む無意識の重要性を説いた。
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朝の目覚めと共に、昨日見た夢の断片と今日の予定が混じり合い、頭の中には「意識の流れ」がとめどなく続いていた。
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現代美術の中には、「意識の流れ」を表現しようと、非線形な構成を用いる作品も少なくない。
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ウィキペディア

意識の流れ とは、米国の心理学者のウィリアム・ジェイムズが1890年代に最初に用いた心理学の概念で、「人間の意識は静的な部分の配列によって成り立つものではなく、動的なイメージや観念が流れるように連なったものである」とする考え方のことである。

出典: 意識の流れ — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0