二枚
にまい
名詞
標準
two sheets (of paper or other flat objects)
文例 · 用例
それといふのが修辞的熟達とか心理的洗練といふことは、即ち二枚目的なことであつて、えてして俗への道である。
— 中原中也 『詩と現代』 青空文庫
やがて最初に目に入つた玉屋に這入ると、部屋は明るくガランとしてゐて、温室のやうだつた、客の腰掛場になつてゐる、畳二枚を縦に並べた場所の、その中程に置かれた火鉢には其処の主人が如何にも睡げによつかゝつてをり、お主婦さんも割烹着を着たまゝ火鉢で手をぬくめてゐた。
— 中原中也 『西部通信』 青空文庫
」「最近は、大隅君からあまり便りがないのですが、三年ほど前に北京から送って寄こした写真なら、一、二枚あったと思います。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
私はその二枚を山田君に手渡した。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
『足を蹈んだのは僕が惡かつた、惡かつたから謝罪る、ねえ君、これは僅かだけれど膏藥代に、な、納めて呉れ玉へ、さあ』對手の心事、酒代にありと見て取つた若紳士は、事の組し易きを喜んで、手早く握つた銀貨、二枚、三枚、光る物手をすべつて男の掌に移るよと見る間に「呵」と叫んで紳士は身を轉換した。
— 萩原朔太郎 『二十三夜』 青空文庫
」 龜の甲羅に浦島が腰をおろしたとみるみる龜の脊中はひろがつて疊二枚くらゐ敷けるくらゐの大きさになり、ゆらりと動いて海にはひる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
まばゆい五彩の光を放つてゐるきつちり合つた二枚貝である。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
その書物のペエジを一、二枚繰つて、それからまた、頬杖をついてぼんやり前方を見ながら、「洗濯をするために生れて來たのではないと言ひやがる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
作例 · 標準
「すみませんが、領収書を二枚に分けて発行していただけますか?経費精算の都合がありまして」
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コピー機が紙詰まりを起こして、トレイを確認したら二枚の用紙が重なって巻き込まれていた。
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「シャツのボタンが一度に二枚も取れちゃうなんて、なんて日だ!裁縫道具を貸してくれない?」
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