時々刻々
じじこっこく異読 じじこくこく
副詞頻度ランク #42889 · 青空 0 例
標準
hourly
文例 · 用例
時代とか社会とか謂はれる随分偶然的な機構は、諸君のやうな結構な適従性を持つてゐるのであつてみればなんらの怪々たるものでもないが、それのない人にとつては、時々刻々の妖怪と見えるかも知れない。
— 中原中也 『ヂェラルド・ド・ネルヴァル』 青空文庫
(明治四十年九月三十日『東京朝日新聞』) 十 新奇な風見鴉 これは倶楽部あるいは宿屋の室内に粧飾用を兼ねて据え置き、時々刻々の風の方向を知らせる器械である。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
(明治四十年十月十五日『東京朝日新聞』) 二十 ボートレースに無線電話 今年の七月、北米の大湖エリーの水上で端艇競漕のあった時、その時々刻々の景況を陸上に報ずるためテルマと名づくる小蒸気船に無線電話機を載せて現場に臨ませた。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
けれども今この五篇のみを纏めて一本としようとしても、これだけでは、どうやら枚數に於いて不足の樣子であるから、卷末に、餘瀝として、昨年四月から、今年三月にいたる間の、時々刻々の隨筆を五六、附加した。
— 太宰治 『『思ひ出』序』 青空文庫
「いったい人間の顔は時々刻々に変化しているのをある瞬間の相だけつかまえる事は第一困難でもあるし、かりにそれを捕えて表現したとしても、それはその人の像と言われるだろうか」というような意味であった。
— 寺田寅彦 『自画像』 青空文庫
それとはまた別のことであるが昇降機の二つ三つ並んでいる前に立って、扉の上にあるダイアルに示された各機の時々刻々の位置の分布を注意して見ていると一つの顕著な事実に気がつく。
— 寺田寅彦 『蒸発皿』 青空文庫
ただ一人山頂の櫓に回照器(ヘリオトロープ)を守って、時々刻々に移動する太陽の光束を反射して数十キロメートルかなたの観測点に送る。
— 寺田寅彦 『地図をながめて』 青空文庫
そうすれば時々刻々の現れは、善くても悪くても、それは人間の眼にちょっとそう見えるだけの話で、大きな目から見たら、いずれも目的への運歩の両足でうれしきにつけ悲しきにつけ筋は運んでいるものと、いよいよ信を捧ぐべきです。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
作例 · 標準
状況は時々刻々と変化しているので、常に最新情報を確認する必要があります。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite
市場の価格は時々刻々と変動しており、投資家たちは目を離せません。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite
彼の体調は時々刻々と悪化していき、家族は大変心配していました。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite