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鳴き交わす

なきかわす
動詞-五段-サ行
1
標準
to exchange wooing cries
文例 · 用例
庭へ来て交るむ雀のあわたゞしさや手近い墓地に鳴き交わす雀共の賑わしさの中に藪鶯が美しい音尻を引いては鳴くのである。
富田木歩 小さな旅 青空文庫
宵に脚の方で焚いた火が燃えさしになって消え残っている上へ偃松の枯枝をくべて、火にあたっていると、麓の方から時鳥の声が聞えて来る、近くの木蔭で目細がもの錆びた声を鳴き交わす、東が白んで天が明け始めた。
木暮理太郎 黒部川奥の山旅 青空文庫
小雀らしい鳥がスイースイーと葦五位のような幽かな細い声で鳴き交わすのが、妙に寂しいので、何だかあたりが見廻されてならなかった。
木暮理太郎 黒部川奥の山旅 青空文庫
やがて、池の上で聞いたあの叫びが、鳴き交わすように裸木の林のあいだを縫い、池の方角へと遠ざかってゆくのが聞こえる。
山川方夫 博士の目 青空文庫
馬喰町三丁目の文華堂は、道を隔てた向うに郡代屋敷があり、土堤には松林が茂ってい、その土堤囲いの中に池でもあるのか、なにかの水鳥の鳴き交わす声や、飛び立ったり舞いおりたりするのが見えた。
山本周五郎 へちまの木 青空文庫
作例 · 標準
森の奥で、鳥たちが楽しそうに鳴き交わしていた。
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夜になると、虫たちが一斉に鳴き交わし、夏の終わりを告げた。
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遠くの山々で、鹿が切ない声で鳴き交わしているのが聞こえた。
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鳴き交わす(なきかわす) — 幻辞.com