餡入り
あんいり
名詞
標準
文例 · 用例
和尚さんは白餡入りの饅頭六つ賭けるさかい、豹ぼんは」何も賭けるものがなく、蓮池から亀の子一匹掴えて、負けると和尚に呉れてやることになった。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
餡入りの餅のほかにいろいろの形をした素焼きの型に詰め込んだ米の粉のペーストをやはり槲の葉にのせて、それをふかしたのの上にくちなしを溶かした黄絵の具で染めたものである。
— 寺田寅彦 『庭の追憶』 青空文庫
道明寺の餡入り餅であったがその外側に糯米のふかした粒がぽつぽつと並べて植え付けてあった。
— 寺田寅彦 『物売りの声』 青空文庫
それほど膨大な量があり肉入りと餡入りの二つ分を食べれば、それで榮養攝取は充分に足りるわけだ。
— 室生犀星 『末野女』 青空文庫
パンじゅうとは、パンと、まんじゅうを合わせたようなもので、パンのような軽い皮に包まれた餡入りの饅頭。
— 古川緑波 『甘話休題』 青空文庫