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水徳

すいとく
名詞
1
標準
文例 · 用例
秦が始皇に至つて天下の主となるに及び、五徳の説により、秦は周の火徳に代り、水徳を以て帝たりとした。
幸田露伴 道教に就いて 青空文庫
但し五徳五運の説が行はれてから、夏殷周秦漢と代衍あたりをかけて一轉して、五行の徳の相生相剋し、循環運轉して相承くるといふ思想が行はれ、夏は木徳を得、殷は金徳を以て夏に克ち、周は火徳を得て殷に勝ち、秦は水徳を得て周に勝つたなどいふ説が持囃された。
幸田露伴 道教に就いて 青空文庫
然し皆想像に本づくのみで確據あるべき事でも無いから、漢は土徳に當るとする公孫臣と、漢は水徳に當るとなす丞相張蒼と説が相矛盾する如き奇現象さへ起つた。
幸田露伴 道教に就いて 青空文庫
黒兎は以前瑞としなかったが石勒の時始めて水徳の祥とした。
兎に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
永井肥前守の家来辻貞叔は大福餅三百二十を平らげ、江戸堀江町の家主清水徳兵衛は鰻七貫目分の蒲焼きと飯五人前をぺろりとやってのけた。
佐藤垢石 食指談 青空文庫