著聞
ちょぶん異読 ちょもん
名詞
標準
something well-known throughout the world
文例 · 用例
ところが荼吉尼法は著聞集に、知定院殿が大権坊という奇験の僧によりて修したところ、夢中に狐の生尾を得たり、なんどとある通り、古くから行われていたし、稲荷と荼吉尼は狐によって混雑してしまっていた。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
古今著聞集卷八に、多情の女、葬後廿餘年にして尸を掘見るに影も見えず。
— 南方熊楠 『詛言に就て』 青空文庫
『新著聞集』十四篇には、京の富人溝へ飯を捨つるまでも乞食に施さざりし者、死後蛇となって池に住み、蓑着たように蛭に取り付かれ苦しみし話を載す。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
『想山著聞奇集』五に、蚯蚓が蜈蚣になったと載せ、『和漢三才図会』に、蛇海に入って石距に化すとあり、播州でスクチてふ魚|海豹に化すというなど変な説だが、蛆が蠅、蛹が蛾となるなどより推して、無足の物がやや相似た有足の物に化ける事、蝌蚪が足を得て蛙となる同然と心得違うたのだ。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
それから『想山著聞奇集』に、武州で捕えた白蛇の尾尖に玉ありたりとて、図を出す。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
『想山著聞奇集』に見えたわが邦の頽馬というは、特異の旋風が馬を襲い斃すので、その死馬の肛門開脱する事、河童に殺された人の後庭と同じという。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
『逸著聞集』など多くは土器と書いたが、その義も解らず。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
遥か後に藤原広嗣が宰府で一声に七度嘶くを聞き尋ね、高直で買い取った馬は初め四の杭に登り立ち、数日後には四足を縮めて一の杭に立ち、よく主人を乗せ走りて毎日午前は筑紫午後は都で勤務せしめ、時の間に千五百里通うたという(『松浦廟宮本縁起』と『古今著聞集』第三十)。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
この作家の新作は、発売前から各方面で著聞されていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の偉業は、国境を越えて著聞されている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
その学説は、学界では著聞の事実だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash