尿量
にょうりょう
名詞
標準
文例 · 用例
(明治四十年十一月三十日『東京朝日新聞』) 四十八 寒さと尿量 寒い時に三時間運動せずにいると尿酸の排出量が平日の五割増す。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
ガンマ線や中性子による障害で早期に発現したものは、前に話した原子爆弾宿酔のほかに尿量減少、唾液分泌減少、汗分泌減少、性欲喪失であった。
— 永井隆 『長崎の鐘』 青空文庫
自分の小便を提げるということには社会では可笑しい話なのだが、ここでは尿量を自ら点検し色感を判読することに依ってわれわれ患者の、到底他人にはして貰えないしごとを自分でしていたのだ。
— 室生犀星 『われはうたえども やぶれかぶれ』 青空文庫
井荻看護婦は例によって少しも私の苦痛には味方をしないで、尿量にこだわってこれを計ることを怠らない、彼女は尿器の目盛りをすかして見ては日誌に書き込み、はばかりでなさらないようにと注意して言った。
— 室生犀星 『われはうたえども やぶれかぶれ』 青空文庫
従ッテ尿量ガ多ク、夜中ニ二回カ三回ハ起キルガ、ソノタメニ寝ソビレテ眼ガ冴エルナンテコトハ一度モナイ。
— 谷崎潤一郎 『瘋癲老人日記』 青空文庫