舐る
ねぶる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞
標準
to lick
文例 · 用例
人目を避けて、蹲って、虱を捻るか、瘡を掻くか、弁当を使うとも、掃溜を探した干魚の骨を舐るに過ぎまい。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
鶺鴒の尾のごとく、左の人指をひょいと刎ね、ぐいと首を据えて、ぺろぺろと舌舐る。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
汝は書籍を舐る蠧魚と小さく甦る。
— 山村暮鳥 『聖三稜玻璃』 青空文庫
人目を避けて、蹲つて、虱を捻るか、瘡を掻くか、弁当を使ふとも、掃溜を探した干魚の骨を舐るに過ぎまい。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
城辺に棲む蛇来て児を嚥まんとすると、鷹、翅を鼓して犬を起し、犬、健闘して蛇を殺し地に伏して疵を舐る。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
如何いうものだか、内でお祖母さんが舐るようにして可愛がって呉れるが、一向嬉しくない。
— 二葉亭四迷 『平凡』 青空文庫
小ぽけなむくむくしたのが重なり合って、首を擡げて、ミイミイと乳房を探している所へ、親犬が余処から帰って来て、其側へドサリと横になり、片端から抱え込んでベロベロ舐ると、小さいから舌の先で他愛もなくコロコロと転がされる。
— 二葉亭四迷 『平凡』 青空文庫
あながち人丸、赤人の余唾を舐るでもなく、もとより貫之、定家の糟粕をしゃぶるでもなく自己の本領|屹然として山岳と高きを争い日月と光を競うところ実に畏るべく尊むべく覚えず膝を屈するの思い有之候。
— 正岡子規 『歌よみに与ふる書』 青空文庫
作例 · 標準
猫は自分の毛を丹念に舐めてグルーミングしている。
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子供がアイスクリームを嬉しそうに舐めている。
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傷口を舐めないように注意してください。
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