打突
だとつ
名詞
標準
strike (kendo)
文例 · 用例
字に書いたものを土台にして調べるという場合には、すぐこんな問題に打突かるのであります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
花のあかみには、ごまのような、跳ねた粒子形のかたまりのような逞しい蝶が、花に打突かる獰猛さで飛んで来ては、また何処かへ行った。
— 岡本かの子 『真夏の幻覚』 青空文庫
――何か、素晴しく偉大なもの、有がたいもの、懐しいもの、恋しいもの、やり切れないもの、恐ろしいようなもの、黙ってじっとしていられない圧迫のようなもの、かっと怒り度いもの、身ぶるいをして泣き出し度いようなもの、打突かって破壊し度い。
— 岡本かの子 『真夏の幻覚』 青空文庫
――いえまだ、もつと凡夫なのは、近頃島が湧いた樣に開けました、疝氣稻荷樣近くの或工場へ用があつて、私の知り合が三人連れ圓タクで乘込んだのが、歸りがけに、洲崎橋の正面見當へ打突ると、……凡夫ですな。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
」と打突けるやうに謂ツて、「それぢや、これからもう、家が淋しいの冷だのと有仰らないで下さいまし。
— 三島霜川 『青い顏』 青空文庫
老爺は少し踉いたが、ウムと踏張ツたので、學生は更に彈ツ返されて、今度は横つ飛に、片足で、トン、トンとけし飛ぶ……そして壁に打突ツて横さまに倒れた。
— 三島霜川 『解剖室』 青空文庫
偶時にはまた少し變ツた物や變ツた出來事にも打突からぬでは無い。
— 三島霜川 『解剖室』 青空文庫
ふいと風が吹立ツて、林は怯えたやうに、ザワ/\と慄へる……東風とは謂へ、尚だ雪を嘗めて來るのであるから、冷ツこい手で引ツぱたくやうに風早の頬に打突る。
— 三島霜川 『解剖室』 青空文庫
作例 · 標準
相手の面への打突が見事に決まった。
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剣道の試合では、有効な打突を数多く決める必要がある。
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打突の瞬間、集中力が最高潮に達する。
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ウィキペディア
打突(だとつ)とは、剣道などにおける技のことである。
出典: 打突 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0