客殿
きゃくでん
名詞
標準
reception hall (in a temple or palace)
文例 · 用例
冬の日は釣瓶おとしというより、梢の熟柿を礫に打って、もう暮れて、客殿の広い畳が皆暗い。
— 泉鏡花 『縷紅新草』 青空文庫
北辰妙見菩薩を拝んで、客殿へ退く間であったが。
— 泉鏡花 『縷紅新草』 青空文庫
さあ、どうぞ此方へ」 住職は小腰を屈めながら客殿の方へ隻手をさした。
— 田中貢太郎 『不動像の行方』 青空文庫
客殿は本堂の前を右の方へ折れ曲ったその横手の処にあった。
— 田中貢太郎 『不動像の行方』 青空文庫
監物が前に粗末な客殿の竹の簀子を敷いた縁側へ往った。
— 田中貢太郎 『不動像の行方』 青空文庫
新築して外孫の内親王方の裳着に用いて、美しく装飾された客殿があった。
— 花宴 『源氏物語』 青空文庫
左甚五郎の作と稱する門を入れば、客殿宏壯にして、青苔地に滿つ。
— 大町桂月 『鹿野山』 青空文庫
客殿の後ろに方丈あり。
— 大町桂月 『鹿野山』 青空文庫
作例 · 標準
お寺の奥には、特別な賓客をお迎えするための静かで荘厳な客殿があった。
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古民家を改装した宿では、広々とした客殿に案内され、まるで時代劇の一場面のようだった。
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式典の準備として、客殿の畳の清掃と生け花の配置が行われた。
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「まあ、こちらへ。どうぞ、こちらが皆様をお通しする客殿でございます。」
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