手磨き
てみがき
名詞
標準
文例 · 用例
これは墓石のことで少し仕事が別にはなりますが、仕事は花崗石で手磨きにして、墓石は別に奇を好まず、形は角で真じめな形ですが、台石の周囲などに光石君の石彫としての腕が現われております。
— 谷中時代の弟子のこと 『幕末維新懐古談』 青空文庫
これも戦前に淡路から目方で取り寄せて、金の抜き板にかけて自分で手磨きにし、タイ、スズキ、ヒラメ、コチなどの海釣りの道糸を、手もとを太く、だんだんに先を細く竹の子つなぎにしたのが自慢で、船頭に見せていたこともある。
— 三遊亭金馬 『江戸前の釣り』 青空文庫