攀援
攀援
名詞
標準
文例 · 用例
五六十歩|下りて、巨人の頬髯のやうに攀援類の纏ひついた鬱蒼たる大榕樹の下迄來た時、始めて私は物音を聞いた。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
五、六十歩下りて、巨人の頬髯のように攀援類の纏いついた鬱蒼たる大榕樹の下まで来た時、始めて私は物音を聞いた。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
五六十歩|下りて、巨人の頬髯のやうに攀援類の纏ひついた鬱蒼たる大榕樹の下迄来た時、始めて私は物音を聞いた。
— 中島敦 『夾竹桃の家の女』 青空文庫
勿論不完全なる我々はとかく活動の真意義を解せず岐路に陥る場合が多いのであるから、かかる傾向を生じたのも無理ならぬことであるが、一層大なる要求を攀援すべき者があってこそ、小なる要求を抑制する必要が起るのである、徒らに要求を抑制するのはかえって善の本性に悖ったものである。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫