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沃野千里

よくやせんり
名詞
1
標準
vast expanse of fertile land
文例 · 用例
山を下るとき、おい満洲を汽車で通ると、はなはだ不毛の地のようであるが、こうして高い所に登って見ると、沃野千里という感があるねと、橋本に話しかけたが、橋本にはそんな感がなかったと見えて、別に要領の好い返事をしなかった。
夏目漱石 満韓ところどころ 青空文庫
余の沃野千里は全く色から割り出した感じであった。
夏目漱石 満韓ところどころ 青空文庫
余、シャンハイにありて四面を一望するに、山影の眼光に触るるなく、平原百里に連なり、河水縦横に通じ、いわゆる沃野千里なるもの、清国の富源また実にこの間にあり。
井上円了 西航日録 青空文庫
カルカッタよりボンベイまで汽車の里程、一千四百マイルの遠距離なるに、その間一、二の小山脈なきにあらざるも、そのほかは平々坦々、山なく丘なく、沃野千里、無限の平原なり。
井上円了 西航日録 青空文庫
そこは、四方みな嶮岨といえ、ひとたび峡水をこゆれば、沃野千里、民は辛抱づよく国は富む。
望蜀の巻 三国志 青空文庫
作例 · 標準
丘の上から見下ろせば、眼下には沃野千里が広がっていた。
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かつてこの地域は沃野千里と呼ばれ、豊かな恵みをもたらした。
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理想郷とは、まさにこの沃野千里のような場所ではないだろうか。
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