フォリオ
フォリオ
名詞
標準
folio
文例 · 用例
またフォリオ判、ゴシック体、赤および黒文字、接語2付きで紙数番号なしの、ブルンデルブッツァルドの“De Derivationibus”の二七ページから五〇一〇ページまでを見られよ。
— THE DIVIL IN THE BELFRY 『鐘塔の悪魔』 青空文庫
焼けた材木を伝い、焼落ちた屋根の亜鉛板を踏んで、美術書の陳んでいた辺へ行くと、一列のフォリオ形の美術書が奇麗に頭を揃えて建てたなりに、丁度一本の棟木のように真黒けにソックリ其儘原形を残して焼けていた。
— 内田魯庵 『灰燼十万巻(丸善炎上の記)』 青空文庫
或日の夜彼はポオトフォリオをさげて入つて行くと、その女の子が皆んなと瀬戸の火鉢に当つてゐた。
— 徳田秋声 『チビの魂』 青空文庫
これが所持品全部だと私に渡されたのは、何も入っていない茶皮のポートフォリオと、背広と、鼻からしたたったらしい血のしみのついたシャツと靴だけであった。
— 宮本百合子 『時計』 青空文庫
また行けばいいが……然し」 彼は、今までさよに見えなかった一つの紙包みを黒皮のポートフォリオのかげから出した。
— 宮本百合子 『心の河』 青空文庫
断髪の方の髪の工合をコートがなおしてやって居る 通行人 ポートフォリオを抱えた爺、学生、アルパカの上っぱりをきた職人、若い女――浴衣、すあし、唐人まげ 特に若い女断髪の方をしきりに見てゆく 男却って感情あらわさず 女皆 おや、何とか何とか思ってすぐ。
— 宮本百合子 『一九二七年春より』 青空文庫
いわし、サバ、米、ミカン少々など、mのポートフォリオを使っているのに入れてもって来た。
— 一九四四年(昭和十九年) 『日記』 青空文庫
僕はふと思ひだした、小脇のポートフォリオの中から、ゆふべ友人の細君が「道中で召上れ」といつて呉れたハルビンのチョコレートの小函を出し、葢を払つてうやうやしく夫人にすすめた。
— 神西清 『夜の鳥』 青空文庫
作例 · 標準
貴重な古文書は、一枚一枚丁寧にフォリオに挟まれて保管されている。
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彼は、本のレイアウトを検討するため、大きなフォリオ用紙を使っている。
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印刷所では、フォリオ判の紙を使って新聞を印刷する。
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