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大目玉

おおめだま
名詞
1
標準
good scolding
文例 · 用例
譬へば或る時、大目玉を引ン剥いて、毛剃が白眼※した百萬の唐船も斯くやと許り。
萩原朔太郎 二十三夜 青空文庫
一體塾では小説が嚴禁なので、うつかり教師に見着かると大目玉を喰ふのみならず、此以前も三馬の浮世風呂を一册沒收されて四週間置放しにされたため、貸本屋から嚴談に逢つて、大金を取られ、目を白くしたことがある。
泉鏡花 怪談女の輪 青空文庫
汝見ずや、市肆の賤類、朝暮の營みに齷齪たるもの、尚ほ一事の長ずるあり、汝學ばずして何をかなすと、叔公大目玉を食はす。
泉鏡花 花間文字 青空文庫
……ちょっと、おまけに、大目玉八貫小僧のように、片目を指の輪で剥き出すんですもの。
――(前題――楊弓) ピストルの使い方 青空文庫
主婦に大目玉をくった事があるんだけれど、弥生は里の雛遊び……は常磐津か何かのもんくだっけ。
泉鏡花 開扉一妖帖 青空文庫
大目玉を頂きましたよ、先生に。
泉鏡花 薄紅梅 青空文庫
大目玉で、天守を睨んで、ト其処に囚られてござるげな、最惜い、魔界の業苦に、長い頭髪一筋づゝ、一刻に生血を垂らすだ、奥様の苦脳を忘れずに、飽くまで行れさ、倒れたら介抱すべい。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
生徒といえば、あの納壺の熊の毛皮の傍にいた赤毛の大目玉の女の子や、アイヌ式の、または劉生式の童男童女どもだろうと思うと、それもあわれであった。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫