着る物
きるもの
表現名詞頻度ランク #7286 · 青空 0 例
標準
something to wear
文例 · 用例
この時一着のオヴアーコートを持っていましたが、それは船頭の着る物だと云っていましたが、それを着ていたのです。
— 小泉節子 『思い出の記』 青空文庫
そこで転んだり起ったりするのであるから、着物や袴は毎日泥だらけになるので、わたしなどは家で着る物と学校へ着てゆく物とが区別されていて、学校から帰るとすぐに着物を着かえさせられた。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
昔から「粥ツ腹」だの「京のお茶漬」つて言ひますが、食物は食はないでも、睛れの日に着る物の一通りは持つてゐないと附合が出來ないんです。
— 竹久夢二 『砂がき』 青空文庫
卿は、ヂュリエットの許へ往て、着る物を手傳うてやりゃ。
— ROMEO AND JULIET 『ロミオとヂュリエット』 青空文庫
」「着る物がなかつたら裸体でゐるさ。
— 初出未詳 『茶話』 青空文庫
父さんのお家ではこのお茶ばかりでなく食べる物も着る物も自分のところで造りました。
— 島崎藤村 『ふるさと』 青空文庫
わたしたちは着る物によつて、實に種々さま/″\なことを感ずる。
— 島崎藤村 『桃の雫』 青空文庫
一體、私は木曾のやうな田舍に生れて、少年時代に自分の着る物でも食べるものでも多くは家で手造りにしたやうなものであつたから、そんな幼少の頃からのならはしが自然と私の内に浸み込んで居て、自分で自分の本を出すといふ場合にも物を手造りにするやうな悦びを覺えた。
— 島崎藤村 『桃の雫』 青空文庫