二君
にくん
名詞
標準
two masters
文例 · 用例
丁度その頃、雜誌「驢馬」の同人を主とし、室生、芥川の二君を賓とするパイプの會が上野にあつた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
そして孤雁木城二君が、横浜山王山の私の宅を尋ねられた。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
恭二君はその次男で、兄は重雄、法学博士で現に京都大学教授である。
— 寺田寅彦 『工学博士末広恭二君』 青空文庫
恭二君は明治十年十月二十四日東京で生れ、芝桜田小学校から日本中学校に入り故杉浦重剛氏の薫陶を受けた。
— 寺田寅彦 『工学博士末広恭二君』 青空文庫
席上「驢馬」の宮木喜久雄「青空」の三好達治の二君あり。
— 萩原朔太郎 『歳末に近き或る冬の日の日記』 青空文庫
三年生の某々二君と、池の水温分布を測った事がある。
— 寺田寅彦 『池』 青空文庫
敬治君が戻つてくる、樹明君が酒と下物とを持参した、やつぱり酒はうまい、二君がそれ/″\帰つた後で、自分で自分の酔態を笑つたことである。
— 伊佐行乞 『行乞記』 青空文庫
一度などは、浅草の何とかいふ珈琲店にラヂオがあるといふので、わざわざ詩人の多田不二君と聴きに行つた。
— 萩原朔太郎 『ラヂオ漫談』 青空文庫
作例 · 標準
武士の道は、二君に仕えず一君に忠誠を尽くすことだった。
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彼は二君に仕えることを潔しとしなかった。
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「二君に仕える者ではない」と彼は毅然として答えた。
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