爆裂弾
ばくれつだん
名詞
標準
bomb
文例 · 用例
もし実行しないならば、全家を爆裂弾をもって焼き払うべし」というたわいもないことを並べたてたのです。
— 菊池寛 『若杉裁判長』 青空文庫
その感じは爆裂弾を投げられたような感じである。
— 小酒井不木 『国枝史郎氏の人物と作品』 青空文庫
」恐ろしいダイナマイトの製造業者は、女中頭の口から、お手の物の爆裂弾が吐き出されようとも怯ともしないやうな身構へをして言つた。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
君、僕は、君を毒殺したと思うなり、爆裂弾をもって、自分の身体を粉微塵にしようと思ったのだよ。
— 小酒井不木 『卑怯な毒殺』 青空文庫
ところが、爆裂弾の破裂したときに僕は、左の片頬と両腕と両脚とをもぎ取られ、鳩尾のところに大きな穴をあけられたに拘らず不思議にも死ねなかったのだよ。
— 小酒井不木 『卑怯な毒殺』 青空文庫
巴里で Emile Henry とかいう奴が探偵の詰所に爆裂弾を投げ込んで、五六人殺した。
— 森鴎外 『食堂』 青空文庫
そいつが死刑になる前に、爆裂弾をなんに投げ附けても好いという弁明をしたのだ。
— 森鴎外 『食堂』 青空文庫
丁度その頃この土地に革命者の運動が起っていて、例の椰子の殻の爆裂弾を持ち廻る人達の中に、パアシイ族の無政府主義者が少し交っていたのが発覚した。
— 森鴎外 『沈黙の塔』 青空文庫