女神
おみながみ
名詞頻度ランク #9073 · 青空 1101 例
標準
paper doll to which children pray for good weather
文例 · 用例
ギリシヤ神話には美しい女神がたくさん出て來るが、その中でも、ヴイナスを除いては、アルテミスといふ處女神が最も魅力ある女神とせられてゐるやうだ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
ご承知のやうに、アルテミスは月の女神で、額には青白い三日月が輝き、さうして敏捷できかぬ氣で、一口で言へばアポロンをそのまま女にしたやうな神である。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
さうして下界のおそろしい猛獸は全部この女神の家來である。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
小柄でほつそりして手足が華奢で、かの月の女神アルテミスにも比較せられた十六歳の處女の兎も、ここに於いて一擧に頗る興味索然たるつまらぬものになつてしまつた。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
一歩境内に踏みいると、乱雑なる町家から仕切られて、吉野山の杉林を見るような、幽邃なる杉並木が、富士の女神にさす背光を、支持する大柱であるかの如く、大鳥居まで直線の路をはさんで、森厳に行列している。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
世界的百貨店、ウェルトハイムの大飾窓に煌めく満天の星、神木の木の下の女神を取巻く小鳥、獣類、人間の小児、それらを囲る幽邃な背景が、エンジンの回転仕掛けで、めぐる、めぐる。
— 岡本かの子 『伯林の降誕祭』 青空文庫
これからしてみれば、一夜の間は心を静め澄さねばならない女神の斎の莚にかかる動きゆらめくものが傍におることは親とはいえ娘の神の為めにならないことは判り切った話だ。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
蛍光のような幽美な光りが女神の身体から照り放たれ、その光りの輪廓は女神の身体が進めば闇に取り残され、取残されては急いで、進む女神の身体に追い戻る。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
作例 · 標準
例句