薬入
くすりいり
名詞
標準
文例 · 用例
それは金が予て魔薬入りのゴールデン・バットをバラ撒いていた女たちに与えるものがなくなったことだった。
— 海野十三 『ゴールデン・バット事件』 青空文庫
あれこそ爆薬入りの花籠ではなかったか?
— 海野十三 『爆薬の花籠』 青空文庫
おい、オルガ姫|咳止めの丸薬をくれないか、三粒あればいいよ」 オルガ姫は、私の前にいたが、鞄の中から、丸薬入りの缶を出して、私の掌に、三つの黒い丸薬をのせた。
— 海野十三 『地球要塞』 青空文庫
公爵は、ラスプーチンを階上の食堂へ案内し、毒薬入りの葡萄酒をすすめた。
— 国枝史郎 『世界の裏』 青空文庫
先ず物置から火薬入りの鑵を取り出して薄暗い電灯のついて居る勝手元に置いた。
— 小酒井不木 『鼻に基く殺人』 青空文庫
六ツばかりある引出しには、絃や、小鋏や、懐中持ちの薬入れに入れた、絃に塗る練油などが入れてあった。
— 長谷川時雨 『神田附木店』 青空文庫
長さおよそ一尺ぐらい、酒ならば一升五合も入るべき黒塗り革製の弾薬入れであります。
— 三輪の神杉の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
ひと目見、ちょっと触ってみて、ヴァランタンの臂のそばに丸薬入りの小函があることを見た、人々はヴァランタンが椅子の中に冷たくなっている事を知った。
— THE SECRET GARDEN 『秘密の庭』 青空文庫