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どす黒い

どすぐろい
形容詞
1
標準
darkish
文例 · 用例
太宰は瞬間まったくの小児のような泣きべそを掻いたが、すぐ、どす黒い唇を引きしめて、傲然と頭をもたげた。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
かの、君が幼な時汽車で通りかゝつた小山の裾の、春雨に打たれてゐたどす黒い草の葉などを、また窓の下で打返してゐた海の波などを……       ※ 実生活は論理的にやるべきだ!
―― a Cobayashi Me Voila 青空文庫
どす黒い霧で、ゆく先も脚の下もよく解らない。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
明るく鮮やかであった白馬会時代を回想してみると、近年の洋画界の一面に妙に陰惨などす黒いしかもその中に一種の美しさをもったものの影が拡がって来るのを覚えるのは私ばかりではあるまい。
寺田寅彦 帝展を見ざるの記 青空文庫
彼等は、厖大な都會の、どす黒い、不快な感じのする保護色をしてゐるのです。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 巴里の手紙 青空文庫
と、どす黒い血がさつと染み出てくるだらう。
南部修太郎 疑惑 青空文庫
軍服が、どす黒い血に染った。
黒島伝治 渦巻ける烏の群 青空文庫
しかしあの大きいほうの風景のどす黒い色彩はこの人の固有のものでないと思う。
寺田寅彦 昭和二年の二科会と美術院 青空文庫
作例 · 標準
夜空に浮かぶどす黒い雲は、嵐の予感をさせた。
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彼の目には、どす黒い感情が渦巻いているように見えた。
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古い井戸の底には、どす黒い水が溜まっていた。
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どす黒い(どすぐろい) — 幻辞.com