密蔵
みつぞう
名詞
標準
文例 · 用例
かかる思惟を作し、その女子を喚び、ひそかにこれに告げていわく、われ今宝あり、宝中の上なるものはまさにもって汝に遺すべし、汝この宝を得れば密蔵すること堅からしめ、王に知らしむることなかれ、と。
— 南方熊楠 『易の占いして金取り出だしたること』 青空文庫
――明治二十九年或は三十年に雑誌「新著月刊」に「花密蔵難見」を発表す。
— 薄田泣菫氏及び同令夫人に献ず 『人及び芸術家としての薄田泣菫氏』 青空文庫
明治十九年(一八八六年)十一月一日 群馬県前橋市北曲輪町十九番地 萩原密蔵の長男として不世出の詩人萩原朔太郎は生まれた。
— 室生犀星 『我が愛する詩人の伝記』 青空文庫
夫人稲子と二人の娘との生活費は、その当時の金で父君密蔵さんから毎月七十円ずつ送られていることを萩原から直接私は聞いた。
— 室生犀星 『我が愛する詩人の伝記』 青空文庫
明治十九年(一八八六年)十一月一日 群馬県前橋市北曲輪町十九番地 萩原密蔵の長男として不出世の詩人萩原朔太郎は生れた。
— ――萩原朔太郎―― 『わが愛する詩人の伝記(三)』 青空文庫
夫人稲子と二人の娘との生活費は、その当時の金で父君密蔵さんから毎月七十円宛送られていることを萩原から直接私は聞いた。
— ――萩原朔太郎―― 『わが愛する詩人の伝記(三)』 青空文庫
得諸功徳密蔵三味」(晋訳六十華厳)注―巻五十「諸君がなやみを持って僕の所えくれば、直接生産者の要求からぬけ道を見つけるような方策を授けてやるさ。
— 槇村浩 『華厳経と法華経』 青空文庫
当五月までの文稿二冊これ有り〔幽室文稿〕、弥二郎に密蔵させ置き候。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫