営利事業
えいりじぎょう
名詞
標準
profit-making enterprise
文例 · 用例
いったい監査役というものが単に員に備わるというような役目なのか、それとも実際上の威力を営利事業のうえに持っているものなのかさえ本当に彼にははっきりしていなかった。
— 有島武郎 『親子』 青空文庫
然し、軍需品を作るS市の「製麻会社」や、M市の「製鋼所」などでは、それが単なる「営利事業」でなくて、重大な「国家的義務」であるという風に喧伝して、安々と延長出来た例があった。
— 小林多喜二 『工場細胞』 青空文庫
普通の劇場は一般の観客を相手の営利事業であるから、芸術本位の脚本を容れると云うまでにはまだ相当の時間を要するに相違ないが、ともかくも商売になりそうな脚本ならば、それが誰の作であろうとも、あまり躊躇しないで受取るようになったのは事実である。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
第三期 各新聞社は確実な営利事業である経済的利益を守るために、第一期の活溌な民主化への協力的態度をすてて意識的に保守勢力に追随し後退した。
— 宮本百合子 『今日の日本の文化問題』 青空文庫
ゆえに今日の貧乏を退治せんとすれば、よろしく経済組織の改造を企て、私人の営利事業のうち、国民の生活必要品の生産調達をつかさどるものは、ことごとくこれを国家事業に移すべしなどいう思想が出て来るのである。
— 河上肇 『貧乏物語』 青空文庫
それがために沢山の営利事業が起り、幾多の資本家を富ましめ、多数の労働者が働いてはいるが、さて何故に金銭を要するかという根本問題について考えている人は極めて少いのである。
— 与謝野晶子 『婦人と思想』 青空文庫
即ち労働者の要求する所が、既定の賃銀の幾割の値上げという類のものではなくて、労働者自身の刻苦の成果である生産価値の余剰、即ち営利事業の利潤の幾割を労働者にも分配せよ、もしくはその利潤の全部を労働者に返還せよという類の要求にまで進まなければ、資本家を向うへ廻しての争闘とはいわれないと思います。
— 与謝野晶子 『階級闘争の彼方へ』 青空文庫
予思へらく、普通脳力を有する者ならんには、一方に営利事業にたづさはり、一方に政治の事に奔走するを得べきも、如何せん予が脳力偏僻にして之に堪へず。
— 木下尚江 『臨終の田中正造』 青空文庫
作例 · 標準
この団体は非営利事業として設立されましたが、一部で営利事業も展開しています。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
新規の営利事業を始めるにあたり、市場調査は不可欠だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
個人事業主として営利事業を営む場合、確定申告が必要になります。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼は長年、IT関連の営利事業で成功を収めてきた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite