おいでやす
おいでやす
表現
標準
welcome (in shops, etc.)
文例 · 用例
はじめはかなり客もあったが、しかし、おいでやす、なにしまひょ、けつねですか、おうどんでっかという坂田の大阪弁をきいて、客は変な顔をした。
— 織田作之助 『雪の夜』 青空文庫
餅屋の婆さんは、それで木之助を餅を買いに来たお客さんと間違えて、「へえ、おいでやす、何を差しあげますかなも」と答えたのである。
— 新美南吉 『最後の胡弓弾き』 青空文庫
「おいでやす」 言って見上げて、お鶴は他吉だとすぐ判ったらしく、「阿呆んだら!
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
「おいでやす」「毎度おおけに」 この二つはさすがにはじめのうちは、主人から苦情が出た。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
なんでもないもののようだが、電話機ほど不潔になりやすいものはないと呑み込ませて、契約もとらねばならず、「おいでやす」と「まいどおおけに」だけでこと足りた下足番に比べて、気苦労が大変だった。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
入口でちょっとためらい、ちらとそのあたりを見廻してから、「今日は」 と、はいって行くと、「おいでやす」 文楽人形のちゃり頭のような顔をして格子のうしろに坐っていた丁稚が、君枝の顔を見るなり、「電話のお方が来やはりましたぜエ」 奥へ向って、大声をだした。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
お前の身体を一度診察してやろう」船山「はッ、有難うございます、もう身体の方は大丈夫や思いますけど、神戸の工場へ軍医殿がおいでやすのは嬉しいであります」踏切の遮断機が降りたので、二人は立ち止って待つ。
— 織田作之助 『四つの都』 青空文庫
下足番が辛いという気持は存外起らず、夜客の立てこむ時など、下足を間違えまいとして、泡を食うのもかえって張合いがあるように思い、おいでやすという声もはきはき出た。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
作例 · 標準
この言葉の定義は「welcome (in shops, etc.)」である。
「welcome (in shops, etc.)」という意味で使われることが多い。
welcome (in shops, etc.)」という概念は重要だ。
その出来事は「welcome (in shops, etc.)」の良い例だ。