点者
てんじゃ
名詞
標準
critic of haiku poetry
文例 · 用例
次点者は十三という数で惜敗したそうである。
— 寺田寅彦 『記録狂時代』 青空文庫
しかしそれだけでは勝手向きが十分でないので、来年の春には師匠の其月をうしろ楯に、立机の披露をさせて貰って、一人前の俳諧の点者として世をわたる筈になっている。
— 冬の金魚 『半七捕物帳』 青空文庫
それどころか、なかには、一番勝ちの札をぱらりと床へ撒いて、次点者にテレサを譲ってさっさと出て行ったりする見上げたSPORTYも現れたりして、この「マルガリイダの家」は大いに色彩的な人生の蛮地だった。
— しっぷ・あほうい! 『踊る地平線』 青空文庫
その頃の横浜俳壇にも、当然、ホトトギス派や根岸派などの俳流もあったであろうが、多くは旧派といわれる其角堂系の点者俳句が流行のようであった。
— ――四半自叙伝―― 『忘れ残りの記』 青空文庫
しかし今のようにして置くと、兎に角賑かだから五点貰えないとも限らない」「まさか」「いや、入学試験の時には何千枚という答案を見るんだから、採点者も好い加減頭が馬鹿になっている。
— 佐々木邦 『親鳥子鳥』 青空文庫
T「宿を間違えてんじゃ無い?
— 山中貞雄 『右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法』 青空文庫
」 坂野は苦笑して、「――女房逃げちゃったンでさア」「へえン」「だから、ショボショボしょげてるッてんじゃねえですがね。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
まだこの世にいるやつなら、どんと来いなんですが、腸チフスで死んだ男がね、自分を殺した下水を調べにきてんじゃねえか、って思ったんで。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
作例 · 標準
歌会の点者は、厳正な審査で優秀な作品を選んだ。
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彼は長年の経験を持つ俳句の点者として、多くの作品を評価してきた。
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点者の的確なアドバイスにより、彼の俳句の腕は格段に向上した。
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ウィキペディア
点者(てんじゃ)は、連歌、俳諧などで、評点し、その優劣を判定する者である。その際の報酬を「点料」という。
出典: 点者 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0