汁粉
しるこ
名詞
標準
shiruko
文例 · 用例
東京へ出て来て汁粉屋などで食わされた雑煮は馴れないうちは清汁が水っぽくて、自分の頭にへばりついている我家の雑煮とは全く別種の食物としか思われなかったのである。
— 寺田寅彦 『新年雑俎』 青空文庫
小倉汁粉をすすりながら三十分ほどを過す。
— 南部修太郎 『日曜日から日曜日まで』 青空文庫
その次は「角屋」の婆さんと言われている年寄っただるま茶屋の女が、古くからいたその「角屋」からとび出して一人で汁粉屋をはじめている家である。
— 梶井基次郎 『温泉』 青空文庫
田舎から始めて来た人などに、ここで汁粉かアイス一杯でもふるまうと意外な満足を表せられる事がある。
— 寺田寅彦 『丸善と三越』 青空文庫
それからまた、現在の二葉屋のへんに「初音」という小さな汁粉屋があって、そこの御膳汁粉が「十二か月」のより自分にはうまかった。
— 寺田寅彦 『銀座アルプス』 青空文庫
十二か月の汁粉屋も裏通りへ引っ込んだようであったがその後の消息を知らない。
— 寺田寅彦 『銀座アルプス』 青空文庫
店によるとコーヒーだか紅茶だかよほどよく考えてみないとわからない味のものを飲まされ、また時には汁粉の味のするものを飲まされる事もあった。
— 寺田寅彦 『コーヒー哲学序説』 青空文庫
胃の痛むのによく蕎麦や汁粉を食ったりしては、さらに自分に対する不満を増していたように見える。
— 寺田寅彦 『亮の追憶』 青空文庫
作例 · 標準
寒い冬の日に、温かい汁粉を食べて体が温まりました。
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お正月には、おばあちゃんが作ってくれた甘い汁粉を家族みんなで囲んで食べます。
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友達とカフェで待ち合わせをして、抹茶の汁粉を注文しました。
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