峡六かいろく名詞1標準文例 · 用例そのころ、この山峽六十戸ばかりの小さい村のなかにも、滿洲移民の話が華やかに持ちこまれてゐた折なので、血氣にはやる若い男や、小作ばかりして生涯を過してきた土地のない老人達まで滿洲行きをぼつぼつ志望してゐて、この村からももう三家族ほどは家や畑を賣つて出掛けてゆくものがあつた。— 林芙美子 『うき草』 青空文庫