突んのめる
つんのめる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to pitch forward
文例 · 用例
彼女はひと堪まりもなくそこに突んのめると、男はすぐにその手から小さい風呂敷包みを引ったくろうとした。
— 岡本綺堂 『籠釣瓶』 青空文庫
逃げる奴は何分にも素人の悲しさ、気ばかり焦って体が前へ泳いでいるので、ちょいと蹉くとすぐに突んのめる。
— 金の蝋燭 『半七捕物帳』 青空文庫
突き倒されて幸内が突んのめるのを直ぐにまた引き起して、「痩せこけた駒井能登守、口の利けない駒井能登守、突き倒されて直ぐに突んのめる駒井能登守、この神尾主膳をなんとするのじゃ、えい、腹が立ってたまらぬ、見るも胸が悪くなるわ、やい」 それをまた、力を極めて横へ突き転がしました。
— 如法闇夜の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
木の根に躓いて顛倒しそうになっても、にこりともせず、そのまま、つんのめるような姿勢のままで、走りつづけた。
— 太宰治 『乞食学生』 青空文庫
突然、彼は起上り、頭を低く下げ、前へつんのめるような恰好で、扉に向って走った。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
そら拳固だ、どッこい足蹴だ、おっとその手を食うものか、その内に一人つんのめるね、ざまあ見やがれと、一々|合点が出来ますだろう。
— 泉鏡花 『三枚続』 青空文庫
――ものも云えず、一寸つまずいただけで、そのまま他愛なくつんのめる程疲れ切っていた。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
よろよろつとつんのめるやうにして前に手をついた。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
作例 · 標準
急ブレーキで、彼は座席から突んのめりそうになった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
足元がおぼつかなくて、危うく前につんのめりそうになった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
道が凍っていたので、滑って体がつんのめった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash