しこたま
しこたま
副詞頻度ランク #35482 · 青空 197 例
標準
a lot
文例 · 用例
第三金時丸は、貪慾な後家の金貸婆が不当に儲けたように、しこたま儲けて、その歩みを続けた。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
全てこの国の相場は金解禁と支那問題を目標にして動いているのであるが米良は政府の弱腰をせせら笑いながら惨落した砂糖株でしこたまもうけた。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
満洲や台湾の苦力や蕃人を動物を使うように酷使して、しこたま儲けてきた金で、資本家は、ダラ幹や、社会民主主義者どもにおこぼれをやるだろう。
— 黒島傳治 『入営する青年たちは何をなすべきか』 青空文庫
あれで、今なか/\金をしこたまこしらえてるんでがすよ。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
もともと、抜け目の無い男で、「オベリスク」の編集は世間へのお体裁、実は闇商売のお手伝いして、いつも、しこたま、もうけている。
— 太宰治 『グッド・バイ』 青空文庫
終戦になり、細君と女児を、細君のその実家にあずけ、かれは単身、東京に乗り込み、郊外のアパートの一部屋を借り、そこはもうただ、寝るだけのところ、抜け目なく四方八方を飛び歩いて、しこたま、もうけた。
— 太宰治 『グッド・バイ』 青空文庫
久しぶりで戸外に出た父は、むだ話の材料をしこたま持って帰っているに違いない。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
棺のこっちにこの椅子をおいて……これをここに、おい青島……それをそっちにやってくれ……おいみんな手伝えな……一時間の後には俺たちはしこたまご馳走が食える身分になるんだ。
— 有島武郎 『ドモ又の死』 青空文庫
作例 · 標準
昨日、飲み会でしこたま飲んでしまった。
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「あー、疲れた! 今日はしこたま働いたよ。」
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お土産にしこたまお菓子を買ってきたよ。
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