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絡繰る

からくる
動詞-四段-ラ行-古典動詞-他動詞
1
標準
to manipulate
文例 · 用例
千代女の「蜻蛉つり今日は何所まで行つたやら」「身に沁みる風や障子に指の跡」「朝顔につるべ取られて貰ひ水」等の句は、言葉のイメーヂやヴィジョンから来る詩趣でなくして、人情的な内容からくる興味を主としたものであるから、この種の句ならば、翻訳を通じて外人に理解させることが出来るのである。
萩原朔太郎 詩の翻訳について 青空文庫
しかし、いわゆる科学的常識というものからくる漠然とした概念的の推算をしてみただけでも、それが如何に多大な分量を要するだろうかという想像ぐらいはつくだろうと思われる。
寺田寅彦 流言蜚語 青空文庫
ほんとの美といふものは、矢張人格や心性からくる者であつて、單なる皮膚や肉づきから生れる者ではないやうだ。
萩原朔太郎 室生犀星の印象 青空文庫
するとアダがくすくす忍びわらいして可笑しさがこみあげると、私の脚を嫌というほど蹴って、それからくるりと後向きになるとアダはセルビア戦争で使用したような鼻を鳴らして部屋から飛出してしまった。
吉行エイスケ 孟買挿話 青空文庫
しかしY、妾が貴方に会ったとき、始めて感覚や知覚や思考ってものは直感からくるってことが分ったのです。
吉行エイスケ 孟買挿話 青空文庫
警戒兵としての経験からくるある直感で、ワーシカは、すぐ、労働組合の労働者ではなく、密輸入者の橇であると神経に感じた。
黒島伝治 国境 青空文庫
「――街ンなかを通る時にゃ、女をすっぼり頭からくるんどかないと、今日びの物々しい戒厳では、一寸、仕事がむずかしいからな。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
しばらく何か話合つてゐたが、それからくるつとこつちへ背をむけて、またしづかに歩きだした。
太宰治 道化の華 青空文庫
作例 · 標準
糸を絡繰り、人形を意のままに操る。
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彼は巧妙な言葉で、相手の心を絡繰ろうとした。
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複雑な機械を絡繰るのは、熟練の技が必要だ。
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その装置は、レバー一つで複数の機能を絡繰ることができる。
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2
標準
to control a person from the shadows
作例 · 標準
影で糸を絡繰り、組織全体を支配していたのは彼だった。
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彼は裏で政治家を絡繰り、自分の都合の良いように世論を誘導した。
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見えないところで人を絡繰る才能が、彼の強みだ。
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歴史の闇には、権力者を絡繰った多くの人物が存在する。
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