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安月給

やすげっきゅう
名詞
1
標準
low salary
文例 · 用例
月々定まった安月給に甘んでいて出世の見込みがあろうか、商売をするんだと、暇をとった。
織田作之助 俗臭 青空文庫
殊に三十五銭の上等弁当のごときは、我れわれのような学生あがりの安月給取りには贅沢過ぎるほどの副食物をもって満たされているので、わたしはこの鉄道に乗って往来するごとに、上等弁当を買って食うのを一つの楽しみにしている位であった。
岡本綺堂 深見夫人の死 青空文庫
結局安月給の病院の助手になるよりほかに仕方ないとすれば、まアわれわれの身分では養子に行くのが出世の近道ですよ。
織田作之助 六白金星 青空文庫
右手といふものは、安月給を受取るとか、脂ぎつた女の手を握るとか、そんな無益な事しか出来ないものなのだ。
大正六(一九一七)年 茶話 青空文庫
高々三十や四十の安月給をもらって貧弱な私立学校の教師をやっておふくろと妹とを養っていた僕は、学校をやめればスグと困るにはきまった話なのだ。
辻潤 ふもれすく 青空文庫
不思議一つ 安月給取りの妻君、裏長屋のおかみさんが、此の世にありもしない様な、通俗小説の伯爵夫人の生活に胸ををどらし、随喜して読んでゐるのを見ると、悲惨な気がする。
芥川龍之介 拊掌談 青空文庫
安月給取りの蓄音器じゃあるまいし、もうソロソロ蝋管を取り換えちゃどうです。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
一つ取落しても安月給取の身代ぐらいはワケなく潰れるシロモノだ。
夢野久作 超人鬚野博士 青空文庫
作例 · 標準
この仕事はやりがいがあるけれど、安月給なのが少し残念だ。
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長年働いても安月給のままで、生活が苦しい。
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「もっと条件の良い仕事を探さなきゃ。この安月給じゃ将来が不安だよ。」
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