みっともない
みっともない
形容詞
標準
文例 · 用例
私はみっともないほど顔中が涙で濡れてしまった。
— 葉山嘉樹 『牢獄の半日』 青空文庫
知りつつ、それを我が身の「地位」の保全のために、それとなく利用しているのならば、みっともないぞ。
— 太宰治 『如是我聞』 青空文庫
家内中が、流行性感冒にかかったことなど一大事の如く書いて、それが作家の本道だと信じて疑わないおまえの馬面がみっともない。
— 太宰治 『如是我聞』 青空文庫
兄として、みっともない事だからね。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
それに私が、まあ、みっともない事ですが、此のデンマークの為とあって、クローヂヤスどのと、名目ばかりですが、夫婦になったという事も、あの子にとっては意外な事件で、よっぽど気持を暗くさせたのではないかと思います。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
男は、あんまり、びくびくするのも、みっともないものです。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
「急に泣き出したりして、立派な男の子が、みっともない。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
あなたは、すぐにそんな大袈裟な哲学めいた事を、口走って意味も無い溜息ばかり吐いて、まるで下手な役者の真似みたいな表情をなさいますが、実にみっともない。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫