手箒
てぼうき
名詞
標準
whisk broom
文例 · 用例
小さな棕櫚の手箒で蒲団の上を、それから座敷箒で、その部屋と隣の部屋まで、とうとう三造はすっかり二階中掃除させられてしまった。
— 中島敦 『斗南先生』 青空文庫
その窓の下には手箒が掛けてあつて、その手箒の下の地面即ち屋外には、鬢盥と手桶のやうなものが置いてある。
— 正岡子規 『病牀六尺』 青空文庫
」と今一度繰返し私語きつゝ、てれ隠しに其処にあつた手箒か何かを持つて、用ありげに入口の方へ出て行つた。
— 加能作次郎 『世の中へ』 青空文庫
箒の先に力を入れないで柄の方に力を入れて、軽く掃き出せと言ふのだが、田舎で使ひ馴れた身藁や、黍殻の手箒などとは勝手が違つて、先の方が妙に手応へがなかつたりして、どうもうまく使へなかつた。
— 加能作次郎 『世の中へ』 青空文庫
お米の手に持つ菊の花、飾った菊の植木鉢、それから借金取が取って掃き出す手箒も、皆彼の家から若者等が徴発して往ったのである。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
作例 · 標準
食卓のパンくずを、手箒でさっと掃き集めた。
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小さなゴミを片付けるのに、手箒はとても便利だ。
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手箒とちりとりは、セットで使うことが多い。
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