楼主
ろうしゅ
名詞
標準
owner of a brothel or restaurant
文例 · 用例
違った店の気配に楼主その他も出て来て事情を聴き、何やかや持出して来たが、僧は淡如として言った。
— 岡本かの子 『とと屋禅譚』 青空文庫
又、初花の右なる男は初花楼の楼主。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
大恩ある母上様を初め、御いつくしみ深い御楼主様、鴇母様、新造様までも皆、お役人衆のお憎しみの為めに、かやうに磔刑にされるので御座りまする。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
楼主の心入れは重々|忝ないが、さればというてこのまま手を引いてしもうてはこっちの心が一つも届かぬ。
— 夢野久作 『名娼満月』 青空文庫
金丸様と、御楼主様の御恩のほどは生々世々犬畜生、虫ケラに生れ代りましょうとも決して忘れは致しますまい。
— 夢野久作 『名娼満月』 青空文庫
……わたくし幼少い時より両親に死に別れまして、親身の親孝行も致しようのない身の上とて、この上はただ御楼主様の御養育の御恩を、一心にお返しするよりほかに道はないと、そればかりを楽しみに思い詰めて成長くなりましたところへ、肉親の親から譲られましたこの重病。
— 夢野久作 『名娼満月』 青空文庫
いずれ長い寿命はないものと思い諦らめましてからというもの、一も御店のため、二も御楼主様への御恩返しとあらゆる有難い御嫖客様を手玉に取り、いく程の罪を重ねましたことやら。
— 夢野久作 『名娼満月』 青空文庫
『国民之友』には八面楼主人(湖処子)が居て、紅葉の想の枯れたことや、紅葉の小説の内容に乏しいことなどを盛に論じた。
— 田山録弥 『尾崎紅葉とその作品』 青空文庫
作例 · 標準
かつてこの歓楽街を仕切っていた楼主の屋敷は、今や観光名所になっている。
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楼主は客の好みを熟知しており、最高の宴席を用意して得意客をもてなした。
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借金を抱えた彼女は、楼主と直接掛け合って働く条件を交渉した。
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