油菜
あぶらな異読 アブラナ
名詞
標準
rape (seed oil plant, Brassica campestris)
文例 · 用例
千穂子は油菜のおひたしと、汁を大椀に盛ってやりながら、さっき、水の中へはいっていた与平のこころもちを考えていた。
— 林芙美子 『河沙魚』 青空文庫
さて梅の花も終りとなり、日毎に風も暖かになりますと、桃の節句の桃の花、油菜の花がさきます。
— 本多靜六 『森林と樹木と動物』 青空文庫
きょうはとしよりのお献立に、春らしく蕗だの花菜(油菜の花の蕾のついたの)、うど、コリフラワーなどにとりの肉のたたいたのをおだんごにしたのをなべにします。
— 一九三九年(昭和十四年) 『獄中への手紙』 青空文庫
彼女のあぶらながしのからだがしなって、足さきをそろえたまま、白い曇った天幕うらへ浮くときに、つまり男の手の向きをかえるときに、その日も、向きの握りをしくじり、そのままの優しいからだが浮いたまま、墜落してしまった。
— 室生犀星 『ヒッポドロム』 青空文庫
作例 · 標準
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