大部隊
だいぶたい
名詞
標準
battalion
文例 · 用例
しかし、機関銃を持って十人も、その中にかくれているか、或は、銃声をきゝつけて、附近から大部隊がやって来るとすると、こちらがみな殺しにされないとは云えない。
— 黒島傳治 『前哨』 青空文庫
私たちなら蜂一匹だって、ふところへはいったら、七転八倒の大騒ぎを演ぜざるを得ないのに、この将軍は、敵の大部隊を全部ふところにいれて、これでよし、と言っている。
— 太宰治 『苦悩の年鑑』 青空文庫
毎年秋風が立ちはじめると決って漢の北辺には、胡馬に鞭うった剽悍な侵略者の大部隊が現われる。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
日本軍も長い間の戦闘で可なり弱っても居るので、秀吉は一先ず大部隊を帰国せしめた。
— 菊池寛 『碧蹄館の戦』 青空文庫
大部隊を中心とする、近世式な砲撃戦に対して、一騎討の戦法は問題でなく、虎徹は元込銃に歯の立つ道理はないのである。
— 池田屋襲撃 『大衆維新史読本』 青空文庫
男が眠りに耐えかねたときにはただ荒れ果てていたばかりなのに、今や人と動物の大部隊が横切っている。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
同時に二人の目の向うの、月光散りしく城内|遥かの広場の中を騎馬の一隊に先陣させた藩兵達の大部隊が軍鼓を鳴らし、法螺の音を空高く吹き鳴らし乍ら、二|旒の白旗を高々と押し立ててザクザクと長蛇のごとく勇ましげに進んでいった。
— 佐々木味津三 『十万石の怪談』 青空文庫
今日の世界は、社会の歴史を前進させ、不幸のより少い社会をつくるための悲痛にして名誉ある前衛大部隊として、諸民族の良人を失った妻たち、母たる妻たちの幾千万の発言を期待しているのである。
— 宮本百合子 『世界の寡婦』 青空文庫
作例 · 標準
敵の大部隊が迫っているとの報告を受け、砦の緊張が高まった。
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映画のラストシーンでは、数千人規模の大部隊が平原を埋め尽くした。
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その救助活動には、警察と消防からなる大部隊が投入された。
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