涅色
くりいろ
名詞
標準
black
文例 · 用例
主人はゆっくりいろいろ談す。
— 宮沢賢治 『なめとこ山の熊』 青空文庫
」 首肯いた光子を、彼は二階に連れて行って、ゆっくりいろんなことを尋ね初めた。
— 豊島与志雄 『古井戸』 青空文庫
では又ね、ゆっくりいろいろ書きます。
— 一九三七年(昭和十二年) 『獄中への手紙』 青空文庫
ゆっくりいろ、と云って下さいます。
— 一九四五年(昭和二十年) 『獄中への手紙』 青空文庫
ゆっくりいろんな話をした記憶がないよ」「その杉浦さんの若い頃を描いた絵が、杉浦さんのところにあって。
— 片岡義男 『物のかたちのバラッド』 青空文庫
作例 · 標準
燃え尽きた炭の、深みのある涅色が残っていた。
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漆塗りの黒は、単なる黒ではなく、光の加減で涅色とも呼べるような深みがある。
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彼が選んだのは、深遠で静謐な印象を与える涅色の着物だった。
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