きらり
きらり
副詞副詞-と頻度ランク #28673 · 青空 300 例
標準
with a momentary flash of light
文例 · 用例
傷むこころに、きらりと白銀の丸のような光りが刺した。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
果樹園や畑の見えるだらだら下りの裾野平の果に、小唄で名高いY――山の山裾が見え、夏霞がうっすり籠めている中に浪がきらりきらり光った。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
『脈は‥‥‥』と、また水島はきらりと眼を光らせて囁いた。
— 南部修太郎 『疑惑』 青空文庫
」 古江は、きらりとすごい眼つきをした。
— 黒島傳治 『まかないの棒』 青空文庫
奥の知れないような曇り空のなかを、きらりきらり光りながら過ってゆくものがあった。
— 梶井基次郎 『城のある町にて』 青空文庫
野も山も、此の果しなき雨夜の中へ、ふと窓を開けて、此の銀の鍋を翳したら、きらりと半輪の月と成つて二三|尺照らすであらう。
— 泉鏡太郎 『銀鼎』 青空文庫
」 ずうっと向うで、河がきらりと光りました。
— 宮沢賢治 『さるのこしかけ』 青空文庫
左の手はしょっちゅう洋袴のポケットへ入れていましたが、胸のハンカチを取出すとき、案外白い大きい手の無名指にエンゲージリングの黄ろい細金がきらりと光ったのを覚えています。
— 岡本かの子 『扉の彼方へ』 青空文庫