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人穴

ひとあな
名詞
1
標準
volcanic cave traditionally said to be inhabited
文例 · 用例
或は富士の人穴のやうな誰も知らない洞の奧に這入つて、死後も人に見付からないやうに死なうかとも考へた。
木下杢太郎 少年の死 青空文庫
一体太古の人間が一人一人穴居から這い出して来て、化学の原子のように離れ離れに生活していただろうと思うのは、まるで歴史を撥無した話だ。
森鴎外 青年 青空文庫
むう、我ながら浅ましい」 ピタリと刀を鞘に納めると、憮然として佇んだが、「人穴へ行こう!
国枝史郎 神州纐纈城 青空文庫
今日の里数をもってすれば、本栖村から人穴村まではおよそ三里十町もあろうか、村には戸数三十戸あまり、富士登山の道もあり、夏は相当|賑わうらしく、旅舎が二軒立っている。
国枝史郎 神州纐纈城 青空文庫
村の入口から左へ折れて、一町あまり歩いて行くとそこに有名な人穴があるが、今では奥行数十間、変哲もない岩穴であって、富士講開祖角行の墓や浅間神社の小さい祠や石塔などが立っているばかり、何が名所だと云いたくなるが、昔はどうしてこの人穴は非常に深かったものと見えて、東鑑にこう書いてある。
国枝史郎 神州纐纈城 青空文庫
彼の山麓にまた大谷あり、之を人穴と名づく、其所を究見せしめむ為に、仁田四郎忠常主従六人を入れらる。
国枝史郎 神州纐纈城 青空文庫
忠常御剣を賜はり、人穴に入る、今日幕下に帰参せずに畢んぬ。
国枝史郎 神州纐纈城 青空文庫
古老曰く是れ浅間大菩薩の御在所、往昔より以降、敢て其処を見るを得ず、今の次第|尤も恐るべきかといふ」 以上は源家衰頽時代、建仁三年の出来事であるが、戦国時代にも人穴は、ほとんどそれと変りがなく、深い穴であったらしい。
国枝史郎 神州纐纈城 青空文庫
作例 · 標準
富士山麓の人穴は、古くから修験道の聖地として知られている。
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伝説によると、その人穴には神が住んでいるという。
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探検隊は、地図にない人穴を発見し、その内部を調査した。
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ウィキペディア

人穴(ひとあな)は静岡県富士宮市にある、富士山の噴火でできた溶岩洞穴である。またこの洞穴を含む静岡県富士宮市の大字(人穴地区)も指す。

出典: 人穴 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0