うなぎの寝床
うなぎのねどこ
表現名詞
標準
long, narrow house (e.g. traditional Kyoto townhouse)
文例 · 用例
こいつも中でなにかまごまごしているな」 はいってみると、うなぎの寝床のような長いお組屋敷のいちばん奥の一軒の前に、小腰をかがめて必死に力み返っている男があるのです。
— 首つり五人男 『右門捕物帖』 青空文庫
壺井繁治が黒いルパシカ姿で、うなぎの寝床のような下宿住い、これも善良ムヒな詩人。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
区画整理のためにそこら一帯も様子を変えて「小山珈琲店」も場所をずらされたついでに、無理に店を拡げて、うなぎの寝床みたいな細長い格好の店になった。
— 山之口貘 『池袋の店』 青空文庫
そこでこれまで二人の娘がいたひろい方へ素子がうつり、ヴェーラがうなぎの寝床へはいることになったのだそうだった。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
料亭“喜文”の裏門の真向いで、うなぎの寝床みたいな細長い家の奥の間だった。
— ――四半自叙伝―― 『忘れ残りの記』 青空文庫
作例 · 標準
京都の古い町家はうなぎの寝床のような細長い形をしています。