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星兜

ほしかぶと
名詞
1
標準
文例 · 用例
この日、越の主将上杉輝虎(本当はまだ政虎)は紺糸縅の鎧に、萌黄緞子の胴|肩衣をつけ、金の星兜の上を立烏帽子白妙の練絹を以て行人包になし、二尺四寸五分順慶長光の太刀を抜き放ち、放生月毛と名づくる名馬に跨り、摩利支天の再来を思わせる恰好をしていた。
菊池寛 川中島合戦 青空文庫
嘗て三色旗を陣頭に飜して加能以西平軍を破ること、疾風の枯葉を払ふが如く、緋甲星兜、揚々として洛陽に入れる往年の得意、今、はた、何処にかある。
芥川龍之介 木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌) 青空文庫
見ると、四方白の星兜を着けた、人品の卑しくない侍で、胴に光っている金の蒔絵は「龍」の一字が大きく書いてあるのであった。
谷崎潤一郎 武州公秘話 青空文庫
ウィキペディア

星兜(ほしかぶと)は、平安時代中期頃に発生した兜の一形式。兜本体(鉢)を形成する鉄板を接ぎ留める鋲の頭を、鉢の表面に見せたもの。鋲の頭を星と呼ぶところから星兜の名が付いた。

出典: 星兜 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0